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ダディレースレポ [レース]

もう俺のレースの事はどうでもよくなっちゃっているが、
レースの楽しかった度でいくと最高だったからレポは書いておこうかな‥。

レース前は全然気負いもなく2周ほど試走してこれでアップ終了って感じ。
UNSくんとY吹さんと談笑しながらレースを待つ。

このレースの楽しみはUNSくんとやりあえればそれでいいやくらいでスタート、
しかし3列目の俺は‥のんびりとスタートしている他のパパライダーに挟まれ思うように前へ出れない‥
しかもその後のちょっとしたドロップでは俺の目の前で落車と、、
みなさん普段は自転車乗ってないんだろうなの、
ほんと普通のパパさんライダーです。
落車でストップを強いられ、それでも混乱状態を抜けどうにか5番手で追走を始める。

うーん先頭のUNSくんとK太一さんはずいぶん先に行っちゃったなぁ。
でも楽しむ為に出走したんだから見える位置にいる限り全力で追う。
2周目、まず前のY吹さんをトラック後の登りでパス、
続けて外人パパをパスと一気に3位に浮上、しかし前の2人はまだまだ先、
ただ少しずつ距離が縮まっているような気がしてきた!
ぐるりと回ってシングルを抜けてきたくらいにはグッと詰まり、
2人が牽制してるのか、単純に今日の俺が速いのかわからないが、
追いつけることを確信して脚をぶんまわして3周目に突入。
トラック後の登りでほぼ後ろに付けパックに合流。
ここまでかなりの脚を使ったが、
まだレースは1周半以上ある、バトルを楽しむには十分だ。
とりあえず裏の高速セクションは付き位置で一旦脚休め、2人の様子を伺う。
UNSくんはかなりの時間牽いていたんでちょっとスピードが落ちてきたか、
その分、K太一さんは脚を溜めてる感じ。
ショートシングルを抜けトラック上の区間でUNSくんに追いついたよ〜と声をかけ前に出る。
追いついたって事は俺のスピードの方が上、
ここから森の中のセクションを全力でプッシュ、突き放しにかかる。
シングルを抜けた時は差が開くがこの後の登り返しから平坦区間でまた3人になってしまい、
ファイナルラップのトラックへ突入。
ここで先頭で牽くのを止め2人を前に行かす。
脚を使ってないK太一さんに牽かせたかったが、
結局UNSくんが先頭で牽いていく、K太一さん徹底して脚を溜めおくようだな。

いよいよロードレースのような駆け引きでゾクゾクしてきた!
もつれてゴールスプリントも有り得るだろうなと思いつつ、
最後のシングルで突き放す戦法かなと最終局面を想定。
しかしレースは水もの、、
トラック裏の高速セクションでは3番手追走、
浮き砂利の下りS字コーナーで勝負に出たUNSくん、
オーバースピードだったのかグリップを失い転倒落車、
2番手のK太一さんも避けきれず絡む、
俺は冷静にラインを変え上手くすり抜け先頭へ、
最大のチャンス到来!!

今日は俺の日だった!

これもレース、俄然もうプッシュし逃げ切りをはかる。
まだ半周以上あるがありったけの脚を使って逃げる逃げる。
しかし最後のシングルでパパライダー達が詰まってる‥
悪い!って思いながらも強引にラインを奪ってシングルを抜ける。
最後の登り返し、すぐ後ろにUNSくんが追いすがるのが見える。
もう根競べ、脚も残ってないからゴールスプリントはしたくなかった。
トラックに入る前の平坦区間で振り切り、トラックに戻った時は勝利を確信。
ゴール前まだ一度もしたことなかったジャージを整え十字を切ってのガッツポーズ、
気分はツールのステージ優勝だよ〜!
最高の気分で家族が待ってくれてたゴールラインを抜けた。

然も一晴も「たったかっこいい〜」って嬉しそうに言ってくれてた。
うたちゃんが、一晴が珍しく興奮してパパの事応援してたよ、とも教えてくれた。

レースを終えてみると、このレースは、、
親だけじゃなく子供だけでもない、
家族で自転車頑張るパパママの日本一を決めるレースなんだなって勝手に思うようになった。
子供たちがあんなに嬉しそうにしてくれるんだもん、
そして子供達も俺の背中を見て、熱い走りで応えてくれた。

全日本マスターのタイトルよりこのダディの勝利方が俺っぽいな。
息子はもう名実にバクシンオーになったけど、
俺は好きだったダイナマイトダディくらいにはなれた気がしたよ。。
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