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然のキッズ補助輪なしクラスレースレポ [息子達のレース]

日曜日は我が家の1年の総決算!

然のキッズ補助輪なしクラス、戦前は割と楽観視してたが、
ここは全国大会、念のためFUJIとルイガノ22インチの2台体制で会場入り。
試走させた感じどちらでも行けそうなコースで、
然には走りたい方を選べばと言っていたし、
然はギア比が軽いルイガノで走りたがっていた。

レース当日の朝、うたちゃんが出走表を眺めているとどうやら強敵を発見したらしい。
昨年補助輪なしクラスで3位だった子が、今年も補助輪なしクラスにエントリー。
というコトは然と同級生で昨年は年長に混じって表彰台か。
しかも子供の為に岡山から遠路来てる本気も本気のファミリーだろう。
ちょっと他レースのリザルトをみると、
やっぱり西ではその年代の横綱級らしい、、
と驚愕の事実を知ってしまった我が家は、俄然臨戦態勢に。。
しかし俺は何故か然の強力なライバル出現にウキウキしてきた。
いよいよ全国大会らしくなってきたし、然にも強力なライバルが欲しかったからだ。。
反対にうたちゃんはソワソワしだしたが‥

相手に取って不足ない、最後の直線でガチンコのスプリントレースになることを想定し然にFUJIで行くように促した。
バイクもスプリントに備えダート区間のトラクションを少し犠牲にしても空気圧を若干高くセッティング。

毎年そうなんだが、キッズレースは3時近く。。
待ちくたびれながらも緊張しまくっている然、しかしダラけないで良い緊張感を保っているな。

相手の子は強い日差しを避けテントの中で待機、
なんとお兄ちゃんが代わりにバイクを持って召集エリアで待っているではないか。
凄い家族チームワークに敵ながら感心してしまう。

俺は撮影の為に1コーナー手前でスタートを待った。
流石に今回は俺も緊張してるな。
そしてスタートの笛と共に一斉に飛び出してきた。
然はちょっと出負けぎみ、これはFUJIのギア比たがら仕方ない、
隣の子にラインを塞がれたようで一旦下がって進路を変え、
それでも1コーナーへは一番で飛び込んだ。
しかし続いての2コーナー目からはダートになり、インアウトが交錯する時にライバルくんに内を突かれ二番手で登坂区間へ消えていった。

俺は駆け足で登坂出口が見える所に移動、
然が抜き返してくるのを期待しつつも、
バイク的には我慢の登坂になるだろうから離されてなければ勝機はあると思って待った。
しかし最初に現れたのはライバルくん、すぐ続いて然!
よし、俺の読み通りの展開だと思い、2人は下りに突入。
そこで想定外の然の行動に熱くなった!
なんと下りでアタックを試みたようでブレーキ勝負、
直線に入るコーナーのインを取ってラインがクロスした。
立ち上がって前に然、後は長い直線の掛け合いだ!
もう俺も大興奮!!
踏みまくる然、追いすがるライバルくん、
ケイデンスは2人とも同じくらいクランクをブン回してる、
最後はやっぱりFUJIのセッティングが効いてか若干突き放してゴール!

すぐに然の所へ駆け寄って褒めちぎって抱き合った。
本人も本当に厳しかったようで一杯一杯だが嬉しさも全開だ!

後で然に聞いたら、最後の直線は芝と土が1車両分づつしか無いから、
先に直線に入らないと芝を走るコトになるのが嫌で、
下りでアタックして先に締まった土を走りたかったと言ってて、これまたビックリした。
大人の俺が考えている以上にレース展開を読んで仕掛けているそのレースセンスに脱帽だ。

相手のライバルくんはフロントにサスが付いているマウンテンの20インチ、
然はロードバイク的なフラットバーのリジット、
機材的には一長一短はあるが、
幼稚園児が走るこれくらいのコースならスリックタイヤで十分と、
今回は俺の読みもあって機材差の分でアドバンテージを取ったのもあるが、
恐らくライバルくんの走りっぷりを見ても、脚色は然と同じだろう。
そう考えるとやっぱり然のレースセンスを含め家族でもぎ取った勝利で本当に嬉しい。

しかし同じ同級生、この先1年に1度、ずっと戦い続ける良きライバルの出現で、
大変にはなるがそれも嬉しそうにしている然であった。
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